ひらがなが書けるようになってきたので、
暇があればクーピーで手紙を書いています。
『〇〇(僕の名前)さま いつまでもおげんきで 〇〇(ムスメの名前』
武士のムスメが父上に書くような文章に思わず笑ってしまいますが、本人はいたって真剣です。

それだけでは飽きるのか、絵を添えてくれるようになりました。
乗り物に乗っていたり、アニメのキャラクターだってり、
記憶を頼りに描くということができるようになりました。

テレビで【チームラボ】(光を使ったアート集団)をみるやクラゲの絵を書いて
『ハサミで切って』と私に頼み、
どこからかセロープを探してきて、紙に貼り付けていました。

子供の成長に比べ、自分は劣化の一途です。
白髪が増え、ランニングの調子も上がりにくくなっています。
そんななか、植村直己の著書にはまっています。
きっかけは近頃読み漁っている『山岳文学』でしたが、彼の作品は冒険+旅の要素が加わり、自分好みです。

現在、これを読んでいますが、25年前に読んでいたら違う人生だったかも、
という空想が楽しいのかもしれません。
高校生になったらムスメの机にコッソリ置いて、
反応を見てみたいと思います。
2017.08.21 ハチ刺され
昨日、久しぶりにムスメと二人で動物園に行きました。
天候不順で屋外プールって気分じゃないのと、
前日にカブトムシの新聞記事を読んだからです。
おしゃべりしながら自転車に乗るのは楽しいです。
幼稚園のザリガニがなぜ死んでしまったのか、ムスメなりの仮説を聞いたり。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
真っ黒な雲のせいか、日曜には混雑している【長い滑り台の公園】もガラガラでした。

ひとしきり遊んで動物園へ。
夏期限定のカブトムシ会場へ。 
ここは2年前の夏にも二人で来ましたね。
あの頃はカブトムシに触れることを、周りの子に自慢していました。

中は家族連れで混雑していました。
ムスメは3世代で来ているらしい大家族が取り囲む飼育槽へ仲間入り。

カブトムシをシゲシゲと眺め、独りおしゃべりが始まりました。
(自分は少し離れて観察)
『おんなはどこ?』
大家族のおばあちゃんが、ビクッと反応。
どうやら、オスしかいないので気になったらしいですが、自分はあえて放置。
大きな声でムスメが続けて。
『オトコを探しているんだよ』
大家族のお母さん、近くのお母さんたち、みなさん失笑。
ムスメはその後、何度か繰り返していました。
確かに他の飼育槽でもオスばかりだったので、
ムスメはその疑問に対して
【オンナはオトコを探しに行ったので不在】
という仮説を立てているようでした。
同じ場所で2年の成長をシミジミと感じたわけです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆
起伏に加えて広大な敷地なので、全部歩くのは結構大変です。
自分と一緒の時は、後半必ずダッコまたはおんぶになります。(妻との時は何とか歩くそうです)
しかし、今回は約1.5kmを”ほとんど”全部歩きました。
ほとんど、というのはハチに刺されたからです。
少し目を離していたら(ムスメの積んだブロックを戻している間)、
焦った顔で走って来たムスメ。
『ハチに刺された』
どこを?と聞くと、膝の内側を指差し。確かにプクッとしていました。
どんなハチだったか聞くと。
『このぐらーい』と10cmくらいの大きさ。
たぶんそんなに大きくないよ、と聞くととても小さいハチの様子。
ムスメの様子も変化ないので大事じゃなさそうだけど、腫れても大変なので入場口まで抱っこして走りました。
ハチに刺された時の処置については山雑誌で散々読んで、一度は実践しています。
•針の有無を確認 →見当たりませんでした
•ポイズンリムーバーなどの器具で幹部のを抜く→自宅に置いて来たのでどうしよう!?
•水で流す
入場口のお姉さんにハチ刺されを伝えたら、
すぐに救急箱を貸してくれました。
そしたら何と!毒抜き用のシリンジが常備されていた!素晴らしい。
注射と勘違いして嫌がるムスメをなだめて処置開始。

液が出て来たので、たぶん大丈夫。水で流して、ムスメを安心させるためカットバンを貼って完了。

この間、泣くこともなく、終わったら
『お腹すいたからハンバーグ食べよう!』
と話すムスメに、再び成長を感じたわけです。
来年も来ましょうね、カブトムシ。
ここ【ゴールデン・サンズホテル】は当初の読み通り子供連れにピッタリのホテルです。

まず、大きな屋外プールがあります。深さが異なるいくつかのプールがあり、滑り台もあります。



エントランスロビーを水着のまま通過しても大丈夫です。

ムスメのお気に入りは最も浅いプールで、
小学校低学年くらいまでの子供達で賑やかです。
(写真は夕方で空いてきた時のもの)

ぱっと見ですが、東アジア系4割、中東系3割、白人系3割って感じです。
黒 チャドルの方も多いです。
エレベータのドアが開いてチャドルの方が複数いた時、ムスメはビクッとしていました。
屋内の遊戯施設があります。

子供だけ入館料(2hでRM24 約500円)が必要です。
中央の赤と、左の青の滑り台は絶叫系です。
ムスメは初めていった時、青を一度だけやってみましたが(落ちる時も相当迷った挙句)、
その後、二度と滑ることはありませんでした。
(相当怖かったらしい=>半ベソ)
滑り台を囲うようにして、アスレチックになっているので、
虹色の滑り台と合わせて、楽しいようです。


こういうホテルでは普通かもしれませんが、
ムスメ曰く【夢のような朝食】も楽しみです。
ランニングして一汗かいた後は格別です。

時々【横浜に帰りたい】と訴えるムスメには少しかわいそうですが、
親には必要な休日なのですよ。
マレーシアのペナン島に来ています。
出発の1週間前、パスポートの有効期限が6ヶ月未満であることが発覚。
最短の発行予定日が出発予定日の翌日というあり得ない状況でしたので、
一日繰り上げ発行の温情を勝ち取ろうと尽くしましたが
下手な小芝居も小役人には通じず、ジ・エンド。
たった1日間に合わないということがとても悔しかったけど、
逆に見れば一週間の旅行でたった一日なので、
自分だけ遅れていくのもアリかなと考え、
片道の航空券を追加購入して前述の母娘先行旅になったわけです。
羽田空港のチェックイン時に持込荷物の規定重量7kgを大幅にオーバーしていたため、
着込んだりポケットに入れたりしても適わず、不要なモノを自宅に送り返す、
といった些細なトラブルはありましたが、
乗換えも大変スムーズで、10時にペナン島のホテルに到着しました。
朝食後、早速プールに浮かんでいたムスメと再会、
早速水着に着替えてプカプカした訳です。

妻と互いの旅路を話しましたが、
マレーシアのように治安も良く旅行しやすい国なら
今回のように移動日をズラすのはアリかなと感じました。
妻とムスメが大阪に帰省している間に南アルプス一人旅に行って参りました。
(妻は原因は逆だと主張するでしょうが)
目的は、
1.テント泊(ダラダラ酒を飲む+野営訓練)
2.ヤマトイワナ釣り(テンカラ)
3.ファストパッキングによる縦走
の豪華三本立て。
出発前のスケジュールは(ご存知の無い方もいるので簡単に)
・鳳凰三山縦走(がんばって走る)
・鳳凰小屋のテン場で一泊
・徒歩、バス、ランでヤマトイワナの釣り場まで大移動
・両俣小屋のテン場で一泊(釣り三昧)
甲府駅に降り立ち、広河原(南アルプス登山口の一つ)行きバス停の長い列を見て、
道のりが険しいことに気づかされました。
臨時便でも対応しきれず、自分を含めて20人近くは立席。
エアコンが効かない古いバスの中は、
バックパックを背負ってアジア・中近東の路線バスを乗り継いだ記憶を呼び戻してくれるほどの困難さ。
結局、耐えられずに通路に座るものの2時間超で広河原へ到着。
予定通りなら少し手前の『夜叉神峠』で下車するつもりでしたが、
この辛さを【ヤマトイワナに癒やしてもらおう】ということで、広河原まで来ちゃいました。
一人旅の気楽な良さかもしれません。
広河原からさらに奥地の北沢峠行きバスも大混雑。
(北沢峠峠は甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳の登山口)。
人混みを避けるために来た南アルプス、ここまでは横浜と何ら変わらず。
『野呂川出合』というのはバス停で下車し、
両俣小屋を目指して未舗装の林道を歩き始めると一転の静寂。
ヤマトイワナがいるという野呂川をはるか下方に見ながら、
小屋まで2時間ほど、非現実の世界へ徐々に近づいて行きました。
小屋番いわく
『目の前にもイワナいますよ』
そそくさと設営完了後、目の前に流れる清流にチェックイン。
横浜を出て約8時間後の事でした。

流れを観察すると、魚が捕食レーンでせっせとお食事中。しかも複数。
オヤジのテンションmax。
毛鉤を入れてみるけどガン無視。
見えている魚は食べない、というが。
釣り上がりながら、2つか3つ目の小さな落ち込みで、少し沈む毛鉤を変えてみた。
魚が毛鉤を追いかけた。
んで、何投かあと、引ったくったのが見えたので、
ビシッ!
と合わせました。そして昇天。

職業、イワナ。好物は昆虫類。
初めて見るボディカラー。
婚姻カラーでなくノーマルにしてこの暖色系。
釣り人は最初の一本を釣ると落ち着くのです。
かつてはこのタイミングで一服したものだ。
引き続き、桃源郷と化したテン場目の前の沢をノンビリ釣り上がり。
少し良い型掛けました。

こちらも見える魚を狙い撃ち、捕食シーンは記憶に録画済み。
すっかり釣り人と化してしまいました。
1時間ほど、200mほどで3キャッチは大満足の結果でした。
深追いしないのが中年の余裕。
テン場に戻って、早めの晩酌タイム。
ウイスキー2種類、焼酎、梅酒と寝袋は削っても酒は必要十分持参しました。
(普段は自宅で一切飲まないのですが)

ヤマトイワナの捕食シーンを再生しながら、
明日は何しよう、と贅沢な時を過ごしました。
翌朝4時、起床。
18時頃に気を失うように寝付いたのですが、
深夜寒くて何度も目を覚ましました。
【寝袋やダウンが無くても何とかする訓練】でしたので、
慌てることなく重ね着をして十分な睡眠を確保できました。
体調も天気も良さそうなので、
せっかくだから南アルプスのピークを見てこよう
ということで、最小限の荷物だけ持って5:30にスタート。
魚も釣りたいし、単独なので欲張らずに間ノ岳を目指すことにしました。
森林限界を超えると、すごい景色が見えてきた!


南アルプスの南側(塩見、赤石)との分岐。
塩見岳方面に縦走するというトレランも野営も大好きというオジサンとしばし話が盛り上がり。
その後は絶景の稜線を間ノ岳まで。
昨年の八ヶ岳、北アルプスでも感じたけど、
山好きがアルプスを目指す気持ちが分かる気がします、この天空を歩いている感じ。
間ノ岳(国内3番目に高い3190m)

色んなポーズで何度も撮り直ししてもらっていた単独行のオバさん(推定50代)に撮ってもらいましたが、
オバさん 『 三角点入れますよね?』
自分 『いや、別にいいです、こだわりないですし』
オバさん  『いやー、絶対にいれた方が良いから入れますよ!』
とゴリ押しされた画角です。
背後には雪が残る北岳(国内2番目、3193m)が見えます。
ラン友のSさんと一緒なら間違いなく
『北岳まで行こう!』
となりますが今回はお気楽だけど単独なので、
次回に取り置きしておきました。
振り返ると富士山。やはり、少しだけ高い気がします。
テンション高めの山頂を後にして、来た道を戻ります。
そういえば、トレランもしようかな、
ということで天空の稜線(下り)を怪我しない程度に走りました。気持ちいいー!

結局5時間ほどで再び両俣小屋。
テン場に戻ると、居るわ居るわフライフィッシャーだらけ。
自分もかつてはフライに傾倒していました。
道具は押し入れに眠っています。
(今回はテンカラです)
イワナはものすごく臆病だとは言われ(人間の評価でしかないですが)
人が入ると出なくなる(捕食を中断して隠れる)ので、黄色信号点滅。
かつては本気出焦ったでしょうが、自分も歳を重ねました。
まずはウイスキーをチビリとやり、
湯を沸かして主食のアルファ米とインスタント麺でランチをとることにしました。
そして、全ての釣り人が出払ったあと、再び目の前の沢から入渓。
たしかに昨日より魚影が少なく(見えない)渋かったけどキレイなイワナが出てくれました。

先行者に追いついたところで納竿。
結局、2日で6本、出方も掛け方も大満足の釣果でした。
テン場で酒をチビチビやっていると釣り人が続々戻ってきました。
近所の人に声をかけると、そのうち一人がこの川(野呂川)の大ファンで年に20日は伊豆から通っているとか。
手書きの釣りマップの完成度が素晴らしく、
欲が出て危うく金を積んでしまうところでした。
彼いわく、入渓ポイントが限られるものの(大部分は切り立った渓谷、次の写真)
入ってしまえば【パラダイス】だそうです。
バラダイスは危険たっぷり。こんな渓谷です。

ムスメに
父さんはヤマトイワナのパラダイスに行ってきます
と一筆認めてからチャレンジしたいと思います。
2番目の夜は、前夜の反省を活かし、
着れるもの全部を着て(レインジャケット・パンツ)、
冷えを感じた背中部分に取り外し可能なリュックの背中部分を敷き、
足はリュックに突っ込んで、
首にはネックウォーマーをして寝ました。
耳栓をしていたので音には気が付きませんでしたが、
深夜、顔似ポタポタと水滴を感じましたが
(翌日、深夜に雨が降ったことを知ったわけですが)
4時に目が覚めるまで、寝返りすら打ちにくい狭いツェルト内で熟睡できました。
一晩で進歩しました。
 
最終日は色々と考えたけど、
もう十分、帰ろう
と。
土曜日の登山客を満載してきたということは、最終日も満載になるのは自明なので、早めに下山することにしました。
さよなら、両俣小屋。

普通に行けば、広河原まで々ルートなのだけど、
なんだか人が満載のバスにはギリギリまで乗りたくないので、
野呂川をはるか下の方に見ながら歩いたり走ったり、
3時間かけて広河原に到着しました。
トレイルランニングを始めてから考えていたことがあります。
自分の趣味
《20代後半から》
・渓流釣り フライフィッシング→ルアー

・海のルアーフィッシング シーバス、根魚

・海の船釣り

・ランニング ロード→トレイルランニング

・ファストパッキング(テント担いで)
そしてとうとう、趣味は一周しました。
ファストパッキング+渓流釣り(テンカラ)
まだまだやりたいことがあります。
クライミングと沢登り。
ジイさんになってからだと寿命を縮めそうなので、
早めに着手したい
と、こういうときだからこそ強く感じます。
クライミングできたら、こんな斜面も楽々登れるだろうから、
あの淵に悠々と泳ぐヤマトイワナにこちらから会いに行けそうです。

ただ、快晴の稜線を次のピークまで走り抜けるのと、
ヨダレが出そうな淵に毛鉤を入れるのは、同じ場所でできません。
どうしても標高差を行き来する脚力が必要なのです。
楽々と昇り降りする脚力がないと結局は両方楽しめないから、
明日から少なくとも夏休みまで、
仕事もトレーニングも頑張ろうと心からそう考えています。


楽しい一人旅でした。