2017.04.04 福島巡業
先週末、福島のおじいさん・おばあさん向けの巡業を果たしました。
寒い時期は避けて、ということでこの時期になりましたが、
4歳で好奇心豊富の反応を見てみたくて、
スキー場に連れて行きました。
車窓の風景は標高を上げるにつれ一変し、
スキー場近くでは真っ白な銀世界でした。
眠そうだったムスメも好奇心に満ちたクリクリの黒目で眺めていましたから、
自分の予想は確信に変わりました。
ゲレンデに着くなり『やったーー!』と叫んで走り出したムスメ。
 
早速、ソリをやって見ました。

2歳の時に雪上でソリをやったことは、
本人は覚えていないようです。
それでも、ソレイユの丘の人工芝ゲレンデでやっているので、上手に滑れました。
コケて一瞬泣きそうな表情を見せましたが、
どこも痛くないことに気がついて。
雪上の特徴をこうして知るわけですね。

寒さに弱い妻は写真の取れ高が確保できたら、レストハウスで待機。
僕は北国育ちですから、ムスメとずっと遊んでいられます。
雪合戦したり。この口元、喜んでいる証拠。


ツララを取ってみたり。

再びソリをしてみたり。
2時間ほど遊び倒しました。
最後はスキー場内にある日帰り温泉に入って。
ムスメは旅館以外では初の温泉でしたが、
たいそう気に入ったそうです。
(新しいし豪快な露天風呂は自分も気に入りました)
横浜だとなかなか体験できませんので、
来年以降は福島冬巡業を2度ほど設定し、
スキーなどを教えたい、と勝手に考えています。
5日目の午前です。
朝起きて鼻の詰め物(綿球というらしい)を抜いて確認したら、あらま!
血がほとんど付いていないではないですか!
痛みも無く、頭痛なども無くいたって健康な感じ。
恒例の診察では、鼻の奥をキレイに清掃して、
カメラで患部を確認してもらいました。
一連の処置をしたあと、いつもにこやかO先生が一言。
『帰りましょうか』
退院許可が出ました。
清々しい気分で1階のコンビニに向かい、
結局は使われることがなかった【T字帯】を返品してきました。(ここでは、そういう仕組みなのです)
病棟に戻って、ロッカーに預けていたバッグを取り出し、
手荷物をパッキング完了。
4泊したベットに横になり、
事務手続き窓口が開くのを待っているわけです。
帰宅前にコッテリしたラーメンでも食べてたべてかえろう。
恒例となった朝の診察に行ったら、
いつもにこやかO先生が、ややイベントがかった声音で
『いよいよ、ガーゼ抜きますか!』
話すので、目が覚めました。
どうやら、オペの時に鼻の奥に詰めておいたガーゼを抜くことを話しているようだ、
と気付いた時には抜かれていました。
手際の良いO先生は、その後も清掃などをしている様子。
おそらく麻酔なしでは激痛が伴う治療なのでしょう、
麻酔を含めたガーゼを突っ込まれたので、
口の中が変な味になりましたが、
なんとか耐えられました。
ここまでは、手術をした左鼻のこと。
手術はしていないけど、ガーゼを入れられた右鼻は
なんと!研修医くんに任せることに!
O先生が色々と助言するも、なんとも不器用な手つきにやや不安を感じたせいか、
麻酔の匂いにやや目眩を感じたので、ギブアップ宣言。
O先生が代わって事なきを得ました。
一通り処置が済んで、O先生が右鼻を押さえてくれました。
『鼻で息してみてよ。どう?空気が入りやすいでしょ?』
おーー! 感動的な開放感、抜け感、マジで。
しばし感動を共有しました。
ネブライザーでジンジンする刺激が収まり、かなり快適な状況になりました。
鼻呼吸が戻ったせいか元気がみなぎり、
食欲も復活しました。オヤツを買ってみたりして。

夕方、美人なキンタロー。女医と、研修医が部屋に来て、驚きの告示。
『明日の診察で予定通りなら退院ですよ』
当社は日曜までの予定だったので、なんか寂しい気分。
見慣れたテレビコーナーも明日でお別れか。

ところで、ここにはカツラのカタログが多いのは需要があるからだろうか?


このドミトリー生活もあとわずかです。
昨晩は何度も目を覚ましました。
気がつくと鼻の詰め物が血で真っ赤になっていて、
何度も交換しました。
けど、漏らしちゃいました。

午前中は頻繁に詰め物交換をしましたが、
午後になると色が少しずつ変わってきました。
出血が収まりつつあるのでしょう。

朝、医師の診察がありました。
外来棟の診察室に行くと、
いつもにこやかO先生、
女医さん(キンタロー。を美人にした感じ)、
不器用な研修医(勝手に命名)
が笑いながら向かえてくれました。
鼻の詰め物を全て抜いて(おそらく奥の方のガーゼも)観察、清掃してくれました。
おもむろにPCモニターを覗き込んで、
僕に見せてくれたのは、オペ中の内視鏡の映像集。
特にこの2枚は迫力があるので、許可をいただいてスマホ撮影させていただきました。
注記)あまりにリアルなので、加工しています。
1枚目、手前の何かを取り除いた後の核心部。
左の鼻を長きに渡って【通せんぼ】してきた骨が奥に見えています。

2枚目、オペ後の左穴全景。
細々と鍾乳洞のようだったのに、大空間が生まれました。

初めて呼吸した時、どんな感じなんだろう。
楽しみです。
無事に終わりました。
オペ直前は70kmクラスのトレラン大会スタートラインに向かう気分に似て、
不安と好奇心と【ようやく終わるんだ】という決心が混ざった気分でした。
オペ室に入ると暖かいベットの上に載せられて、
口の横に置かれた呼吸器からのガスを吸ったら、すぐに記憶が無くなりました。
目を覚ました時、周りでいろんな人の声が聞こえ始め、【終わりましたよ】で正気に戻りました。
詰め物で鼻が詰まっていることに気がついて、
口呼吸(鼻づまり時のランニングと同じ)をしたら、
気分も落ち着きました。
状況を色々と聞かれましたが、その時は痛みもなくケロッとしていたので、みなさんたいへん驚きの様子で。
手術室から病棟へはストレッチャーで移動。
ナースステーション目の前の観察室に到着後、
看護師さんに記念撮影をしてもらいました。

その後、麻酔が抜けてきたらジンジンする痛みが襲ってきて、
たまらず痛み止めを点滴に含めてもらいました。
痛みが引いてくると、今度は溢れ出る鼻血との闘いが始まりました。

しばらくしてから、執刀医があるものを見せにきてくれました。
あるものとは、僕が是非モノでお願いしたコレです。

切除した骨(軟膏?)のカケラ。
もっとたくさん取ったそうです。
『もっと見たいなら、内視鏡の映像ありますよ』
とは若い女医さん。
『自分は血が苦手なので』
と丁寧に断りました。多分失神してしまうので。
というわけで、無事に終わってホッとしました。
これまた、70kmクラスのトレラン大会ゴール後の心境に近い気がします。