1歳半のムスメをつれてベトナム10日間、という一大イベントが終了しました。

25日朝は4時起きで身支度と最終パッキングをし、
5時にはタクシーに乗り込んで空港へ。

IMG_0009.jpg
早朝のチャーミングホテルⅡのロビー。
ここで従業員全員からアイドル扱いを受けましたっけね。

早々とチェックインしたせいで(と勝手に解釈しているのですが)搭乗ゲートの変更を知らされておらず、いつまで経ってもゲートが開かないと思っていたら、初めてファイナルコールで名前を呼ばれる経験をした、ということ以外は特にトラブルもなく、飛行機は定刻通りに出発し、そして羽田に到着しました。

その間ムスメは、勿論じっと座ってはいませんでしたが、かと言って動きたい歩きたいと騒ぐことはなく、だいたい協力的にしてくれていました。

まだ言葉にはできなくても、いろんなことを見て感じて、自分の中でも変化が生じているはずです。
なんだか少しお姉さんになったような気もしないでもありません。

IMG_0045.jpg
羽田に着きましたー。のりのりさんの不精髭も久しぶり。
ごくろうさま。よくまあ親のわがままに付き合ってくれましたね。

ひとり旅はなんと言っても自由気まま、
ふたりになると自由は減りますが共感共有する楽しみと食事の皿数が増えます。
子連れになると自由度はひとりの1/10、いやもっと少ないでしょうか。
けれど、子供に合わせることで一層のんびり過ごすので、時間の使い方の贅沢度ではどれにも勝るとも劣らないし、行動に制限が多い分、達成感では一番です。
私ものりのりさんも今、疲れと妙なすがすがしさを感じています。

次はナミビアでムスメに本物のゾウさんキリンさんをみせてやろうか。というのは冗談にしても、
子連れ海外旅行記はまだまだ始まったばかりのような気がします。
荷ほどきと土産話はまたおいおい…。

IMG_0058.jpg
買ってきた崎陽軒のシウマイ弁当で夕食。
旅の終わりのホッとする瞬間です。


ニンビンから路線バスでハノイに向かいました。


昼過ぎだったせいかガラガラで、途中から乗った人合わせても満車にならず。
しかも、昼寝の時間なのでスヤスヤ寝てくれました。



僕は暇なので、スマホで本を読んだり、居眠りしたり、
ライチに似た食味の果物を食べたりして過ごしました。


2時間でハノイのザップバットというバスターミナルに到着。
ターミナル内の喧騒を逃れ、流しタクシーでホテルに無事到着。

晩御飯、フォーにお別れをしました。



明朝8時のフライトなので、ホテルの手配した車で5時に出発予定。
よっぽどのことがない限り、明日の午後には羽田に到着するでしょう。


この子の大冒険が無事に終わることを願うばかりです。
ハノイの喧騒から逃れるための小旅行。
二人だったらあの有名なハロン湾に行っていたかもしれませんが、
移動の負担を軽減するためニンビンを選びました。

というわけで、特に期待するわけでもなく、
ニンビン随一の観光地であるタムコックで船に乗りました。

漕ぎ手は仙人の風貌をしたこのオジサン。
仙人も最後はチップを要求してきましたけど。



この船から風光明媚な景色を眺めましょう、というコンセプト。
絶景というわけでもないので、周りの船を眺めたり、魚を探したりして過ごします。





とにかく暑い。船着場で押しつけがましいオバサンから
日傘を借りてくるべきだったかもしれません。


途中にはトンネル上の洞窟が3箇所あります。


約40分ぐらい上って折り返し。思ったより長時間です。
スヤスヤ寝ていたムスメがとうとう目を覚ました!
暑いのか抱っこひもから出せ!と怒る。
船も安定しているし川も浅いので抱っこひもから出してあげました。


終点のちょっと手前で船が着岸。
チャーター車が待っていてくれました。
暑い中、皆さんお疲れ様でした。



もう一つ、何とか寺という観光地を訪れましたが、
炎天下に急な階段を上るのは諦めました。
狛犬に手を噛まれたフリ。


帰りの車中での出来事。
ムスメの大好物のバナナを購入したくて、ドライバーにその旨を伝えました。
英語が通じないので身振り手振りとガイドブックの単語を調べて。
帰り道の果物屋さんにあるから止まって、と軽い気持ちだったのに、
ホテルに戻るまでそれらしき店が無く、市場までわざわざ立ち寄ってくれました。
ムスメと妻を車内に置き去りにして市場中を探し回った先に、やっと見つけた!


一緒に喜んだドライバーさん。
ベトナムの人は基本的にかなり親切です。

この夜はレストランで、結構マシなものをいただきました。
ニンビンの名物料理という、ヤギ肉とコムチャイというおこげあんかけ。



2日目は流しタクシーを捕まえて、ホイアンという所にきました。


10世紀頃に都があったそうで。
寺のような建物が残されています(はず)。



観光客向けの水牛に遭遇。


迷わず乗りました。有料ですが親切な料金設定。


日なたは暑くて歩けるもんじゃないです。
一部だけ散歩して観光を終了。
タクシーを待たせていて良かった。
(ドライバーさんも一緒にくっついてきていました。)

昨日よりも短時間だったので、負担が軽く終始ご機嫌でした。
昨日苦労して手に入れたバナナを食べてさらにご機嫌。


ムスメは、サパの途中ぐらいから、両手を後ろに組んで歩くのが気に入っています。
いつもいつも手を繋がされる事に対して反対の意思表示だと思われます。




いよいよ、ハノイまでバスに乗って三人の旅行も終わりですね。
サパからラオカイまでホテルで手配したミニバスで約2時間。
行きの半値というのがどうにも解せない。行きはボラれたかも。

ラオカイ~ハノイはハノイのホテルで手配。
4ベッドを買い、1室占有で約120ドル。
行きは日本の代理店手配で300ドル。

バウチャーに書かれたホテルに行くと、誰もいない。
フロントに聞いたら、もう駅に行っちゃったから、あっちに行ってみて!とのこと。

駅に行って窓口で聞くと、ここじゃ知らん。

親切そうなおじさんに教えてもらった旅行会社にいくと、ホテルにいけ!

同じようにバウチャーを握って困り顔でうろついている外人に聞くと、me too!

誰が俺たちのチケットを持っているんだ!




と困っていたら先ほどの外人さんが僕の方を叩いて向こうを指差した。
その先にはチケットの束を持つ派手なワンピースを着たおばさん二人。

近づきバウチャーを見せると束の中から4枚のチケットをくれた。
どうやら、ハノイまで戻ることができそうだ。

案内があり、キャビンに乗り込みました。ひとまずホッとしました。


動き出す前に夕食を食べました。
僕たちは駅前で買ったサンド、ムスメにはパンとレトルトおかず。


おばあさん達に見られたら叱られますね、この食事。

歯磨きなどしてさて寝ようとしたら、ムスメがDVD鑑賞を要求。
ま、30分くらいはしょうがないかー、と安易に見せたのが運の尽き。

2本目を見終わってかたづけようとしたら、火がついたように暴れたので、3本目。
それが終わった時には、さらに怒り出し、母乳もバナナも拒否。

困り果てて4本目を見せ、ようやく、ようやく寝かしつけが出来ました。
ずっと抱っこして寝かしつけてくれた母に感謝してくださいね。


4時頃、ハノイ駅に到着。妻は眠そう。


外国人を待つ、たくさんのタクシー。


駅前で朝食のフォーをいただきました。


当初、残り2泊はハノイの予定でしたが全員の体調もいいし、ハノイは賑やか過ぎるので、
100km離れたニンビンまで移動することにしました。

バスターミナルまではタクシー利用、少し遠回りされたけど無事に到着。


ニンビン?と声をかけられるがまま乗りこんだバス。
随分急かすので、今にも出発するかと思いきや、動く気配なし。


結局40分ほど待たされて出発。
飽きて動き始めたので、妻が寝かしつけるのに苦労していました。
度々ご苦労様でした。


2時間でニンビンに到着。
ネットで予約していたホテルは午前ながらチェックインしてくれたので、シャワーを浴びてスッキリ。

ムスメを寝かし疲れたであろう妻を少しだけ一人にしてやりたくて、
この元気なムスメと近くを散歩しました。



久しぶりに旅っぽい大移動でした。
旅行も残り僅かです。
寂しいような、自宅が恋しいような、いつもこんな思いになります。
サパ最終日の朝、カーテンの外を覗いたら雨が降っていません。
どうやら散歩できそうです。
朝食を食べて簡単に荷物をまとめて最後の散歩に出かけました。

久しぶりに外を歩くので、たいそうご機嫌。


町を見下ろす位置にある高台、ハムロンの丘と呼ばれる公園に来ました。


ロープウェイとかエスカーは無いので、自力で登ります。
ムスメには厳しいので補助したり抱っこしたり。


最初の展望台からは町が見下ろせます。自分たちが宿泊したホテルも見える。


少し休憩。
こんな風に坂道を登ってきたこと、思い出してしまいそうです。


さらに登っていくと、動物や偽キャラクターのオブジェや庭園があります。
社会主義国っぽい。


そろそろ戻ろうかと思ったら、上の方から音楽が聞こえてきた。
民族舞踊だか、日に何度か上演していると書いてあったはず。
ここまで来たら、と思う気持ちで入ってみると、宴もたけなわでした。



僕の隣でじーっと見つめる。珍しく動き回らない。


次の演目でも動き回らない。


音楽と踊りはEテレでも馴染んでいるからかな。
男性の独唱になったら、飽きて動き始めたので退散。


帰りは僕が抱っこで下ってきたら程なくこんな感じで。


少し早めの昼食は、この旅一番のフォーをいただく事が出来ました。

日本のラーメン職人のような主。とても丁寧に調理していました。

香草も新鮮、味も最高でした。



午後は再び強い雨が降ってきたので、部屋で遊んで過ごしました。


サパで過ごした5日間のことは、
雨が降り続くたびに、骨付のお肉を見るたび、
ライチを食べるたびに、足元が滑る長い階段を登るたびに、
僕か妻の口で語られ、ムスメが聞かされることでしょう。

その時、どんな表情をするのか、楽しみにしていますね。