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9月24日(木) 22:30.

バス(イスタンブール行き)はタブリーズ<イラン>を出発しました。
僕たちは、途中の街、エルズルムで下車予定。
エルズルムから黒海に面した街、トラブゾンに乗り換え予定。

距離を考慮すると、出入国の時間を考慮しても10時間で行っちゃうだろう。
つまり、明日の9時にはエルズルムのオトガル(バスターミナル)で、
トラブゾン行きのバスチケットを購入している、という算段。


夕方には黒海を望めるね、と意気揚々の僕たち。


既に深夜なので、搭乗後すぐに寝入りました。
明日の朝は、黒海沿いをジョギングしようかな、なんて妄想して・・・

幾度かの休憩後、どうやら国境に到着した模様。
荷物一式を持って、他の乗客と一緒に出国手続きに向かいます。

まもなく、出国スタンプを押してもらうも、周りの様子がどうもおかしい。
普通ならこのまま出国して、引き続きトルコの入国手続きをするはずですが、
周りの人たちがイラン側の建物から出ようとしない。おかしい。

しばらく観察すると、どうやら国境が開いていないことが判明。
国境が開くまで待つ、ということのようです(誰かがアナウンスしたわけじゃないですが)。

9月25日(金) 4:30

とても寒く、外にでると身体が震えます。


1_寒いよー

↑かなり寒いです。

僕たちが乗ったのも含めて、10台ぐらいの大型バスが待っている模様。
ほとんど、イラン各地からイスタンブールに行くバスだそうです。



2_入国待ちのバスの列

↑国境ゲートが空くのを待つバスの列

建物内は大混雑しています。
僕たちは、あっちへうろうろ、こっちへうろうろしながら待ちます。


待つ事2時間・・・・・じつに2時間・・・

どうやら、ようやく国境が開いた模様。
トルコ側の入国手続きが1ブースしかないので、入国にも30分ほど待たされました。
30分後、ようやく僕たちのバスが国境を越えました。



3_トルコ入国

↑トルコ入国

入国スタンプを押してもらったのが7:00.

いやー、長かった。
やりつくした感じ。
けど、目的地はまだまだ先です。



4_マルハバ

↑マルハバ トルコ

イミグレーションの敷地を出るとき、トルコの国境警備員が全員のパスポートを
チェックして、いざ出発。
彼は、ともとものスカーフを見て、
「トルコは自由だよ、スカーフ要らない」と茶化していました。

そうそう、イランルールである女性の髪隠し。
すでに見慣れました。
むしろ、髪が見えることが破廉恥に感じる始末。


車窓から見える風景が何となく変わりました。
明らかに緑が増えました。
川にも普通に水が流れていました。
まるで、日本の渓流のよう。



5_トルコの風景

↑トルコの田園風景

エルズルムまでは約300km。
ホッとしたせいか、また居眠りしてしまいました。


9月25日(金) 11:00.

バスはドライブイン・レストランに到着。
聞くと、エルズルムはここから20km先だとか。
(だったら、エルズルムに降ろしてから休んでくれよー)。

ま、腹が減っては良い判断も出来ないので、二人でレストランへ。

料理を見て、国を越えた事を実感しました。


6_煮込み料理1

7_煮込み料理2



煮込み料理がたくさんある。
パンもサラダもおいしい。

お値段にも、国を越えた事を実感させられました。


さて。
そろそろ、バスが出発する時間。
バスに乗り込むと、車掌のイラニアンが大声で僕たちを呼びます。
どうやら、トラブゾン行きのバスにここで乗り換えろ、ということらしい。
(彼は、英語を全く話しません。)

とにかく、トルコ人を一人紹介されました。

バスは僕たちを置いて、イスタンブールに出発してしまいました。

ドライブインの駐車場で日向ぼっこしながら待つ事1時間・・・
先程のトルコ人が、違うトルコ人を連れてきました。

△×○?▼◎・・・・ <トルコ語>

言葉が全く分からん。
クルマを指差しているので、もしやと思い「タクシィー?」と聞いてみると。
「エヴェット(yes)」。
えー、トラブゾン行きのバスが来ると思っていたのに・・・・

トラブゾンまで約200km。
タクシーで行ったら、どんなに掛かるのよ?
「$30」 
え?「トラブゾン?」 
「エヴェット」

せっかくなので、バス代並みに値切る事に。
「€20?」 
「オーケー」

交渉成立。
€20でトラブゾンに行ける!

現在、13:30.夕方には着くんじゃない?
シャワーを浴びて、黒海のお魚フライでも食べようね、なんて想像。
ビールも良いかもしれない。
やっぱりタクシーは楽だよねー。
なんて、僕たちは完全に有頂天。

し・か・し。待てよ。
200km先まで、タクシーで€20(=\2,800)は安すぎね?
何かがおかしい・・・・


すると、20分後。



8_エルズルムのオトガル

↑エルズルムのオトガル(バスターミナル)到着


そいうことね。納得。
「トラブゾン行きのバスが発着するバスターミナルまで」ということでした。

イスタンブール行きのバスなので、幹線道路で置いてきぼりだったということ。

結局、
タブリーズ<イラン>~エルズルム<トルコ>の国境越えは、
料金(ふたり分): $60+$14(オトガルまでタクシー) 
時間: 出発22:30(定刻30分遅れ)→到着14:00(エルズルム オトガル)

15時間半もかかってしまった。
見積もりが甘かった・・・


さて、オトガルに到着後、ドライバーさんは親切にもトラブゾン行きのバスチケットの購入をサポートしてくれた。

既に午前便は行ってしまったため、次の出発は18時とのこと。
ま、夜到着は予想していましたが、まずはトラブゾンで泊まれそうで良かった。


10_トラブゾン行きバスチケット

↑トラブゾン行きバスチケット


深夜到着のホテル探しは大変。
シーラーズで一度懲りている。

そこで、ドライバーさんに一つお願いをしてみた。
ガイドブックに掲載されているホテルに、
携帯電話で今夜の部屋を予約してはくれないか? と。

ドライバーさん、強面だけどとても良い人でした。

ありがたや。

トルコの人たちは、やさしく出迎えてくれたようです。



9_エルズルムの風景

↑エルズルムの風景

エルズルムは冬季、マイナス20度になるそうです。
木々も色づきだし、秋の気配です。


9月25日(金) 18:00.

トラブゾン行きのバスが予定通り出発。
夕刻のトルコ路をバスは走ります。


11_トラブゾンへ

↑風景は僕の故郷の福島にどこか似ている



エルズルムのオトガルでお肉の煮込み料理をたらふく食べてきたので、すぐに熟睡。


9月25日(金) 23:30.

バスは、1時間遅れでトラブゾン到着。

バス会社のセルヴィス(乗り合いバス)で市街地へ。
真っ暗なので、黒海は見えないけど、空気がなんだか湿っぽい。


エルズルムのドライバーさんが予約してくれた、「NUR ホテル」に直行。
フロントでは、二人の日本人の到着を待っていてくれました。

転がり込むようにチェックイン。




タブリーズ~トラブゾンの移動に関しては、熟慮を重ねました。
旅行記を見ると、色々方法があるようですが、僕たちは結局25時間費やした。

こういう場合、ベストかどうかは問題じゃない、と考えるようにしている。
予測不能でやり直しが利かないのが、個人旅行の醍醐味なんでしょう。



直線距離にして実に650km。
総走行距離は、推定800km。
所要時間は25時間。


いやー、長かった。

とにもかくにも、第一目的地のトラブゾン到着です。


現在 :9月26日(土) 0:30.



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