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9/28

サフランボルでは実に数日振りに、穏やかな時間を過ごしました。

朝の空気はシャキッとするような冷たさでしたが、
ゆっくり散歩をして、朝の光を受ける木造家屋を眺めてきました。
おとぎ話のような風景なのに、
道にはバスが走って今まさに生活する人々が居る、
古い街というのは素敵です。
「俺、こういうとこ好きよ」とのりのりさんも何回言ったことか。



さよならサフランボル


そのサフランボルにも別れを告げて、今日は再び大移動日です。
移動ばかりしている旅なんて楽しいのかと思われるかもしれません。
実際、私は一ヶ所に居座る旅も好きです。
ですが、個人旅行の私たちにとっては、
毎日、次にどこへ行くかを考え、
片言の英語と、さらに単語だけの現地の言葉を駆使して切符を買い求め、
バスに揺られながら、同じ高速道路でも日本のそれとは全く違う風景を眺めるのも
また旅の面白さのひとつなのです。

特に、トルコの長距離バスは快適です。

走り出してしばらくすると、チャイかインスタントコーヒーのサービスがあります。
その際に小さなお菓子が配られることも。

お茶菓子のサービスはイランのバスにもありました。
ですから私たちのバッグには常に何か甘いものが入っています。

お茶菓子のあとは、コロンヤという香りのいい化粧水がふるまわれます。
乗務員さんがコロンヤの瓶を持って、乗客の掌に数滴ずつ振ってくれます。
柑橘系の香りでスーッとするので、気分もさっぱりです。

さて、今日は旅のお供に


スィミット


スィミットも持ち込みました。
ゴマたっぷりの、ベーグルのようなパンです。
トルコの人はこれを朝食やおやつに食べるようです。
街角では4個1トルコリラ(約65円)くらいで売っています。
(ひつこいですが、お手洗い使用料より安いのです。)

トルコのパンは危険です。


エキメッキ


いわゆるフランスパンですが、
皮がパリパリ、中は日本のものよりしっとりもっちり。
トーストの耳を残すのりのりさんさえ美味しいと言います。

何が危険と言って、どこでもかしこでも、パンは食べ放題なのです。
しかも、朝食のジャムやチーズも美味しい。
煮込みのスープはパンで吸わせて食べたいくらい美味しい。
いつまでもパンに手が伸びるので、
食事の度に、のりのりさんに呆れられています。

スィミットで小腹が満たされ、うとうとしているとアンカラに到着。


アンカラ・バスターミナル


この後、ギョレメ行きのバスに乗り換えます。
次に目指す世界遺産は、カッパドキア奇岩群。

『地球の歩き方』を読むと、観光地カッパドキアもイスタンブールも、
日本人を狙う悪い輩しかいないように書かれているので
(そんなはずは無いのでしょうが、居なくもないのでしょう)
気をつけてゆかねばならぬ、と思います。
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サフランボルは、トルコ中部にあるオスマン時代の古い町並み。
世界遺産に登録されています。

出発前から、ぜひ訪れようと決めていました。


ところが。
トラブゾンのバス会社3社で、アンカラ~サフランボルのバスが満席と言われ、
一時は諦めました。

昨日、トラブゾンからアンカラに飛行機で到着した時間は、21:30.
そのまま宿に入りたい気分でしたが、予定が白紙のままじゃ寝られないだろうということで。

アンカラ空港から直接、バスでアンカラの巨大なオトガルに向かいました。

トルコのオトガルには、バス会社のカウンターが並んで予約も出来ます。
アンカラのオトガルはさすがに大きい。



奇跡を信じて、バス会社を回ると・・・・

あっさりゲット。

サフランボルに行ける事になりました。
23:00.


2夜連続でホテルに転がり込み、ビールを飲んで就寝。
晩御飯は食べ損ないました。
けど、サフランボルに行ける事で大満足。


27日(日) 9:00

アンカラのホテルを出発。
アンカラはあんまり魅力的じゃないので、今回は観光しません。

1_アンカラ


↑アンカラ市内

地下鉄を乗り継いで、オトガルへ。

地下鉄車内は、日本の大都市と全く同じですがシーンとしています。
都会では他人に対して無関心を装うのは、どこでも同じようです。
席の譲り合いも全く無し。


イランの風景がなつかしい。


定刻10:30出発。
約4時間のバスの旅です。


~トルコこぼれ話~

トルコの公共トイレは有料です。
大抵、入り口にはこんなブースがあります。

2_トイレは有料

↑途中のドライブインのトイレ

値段は0.5TL~1TL(30円~60円)。
安くは無いです。


そして、トルコではチャイを飲む機会が非常に多いです。

3_チャイは同額

↑トルコのチャイ

注文後すぐに出てきます。
そして、スグに飲まないとコップを持っていかれます。

ちなみに、料金は1TL未満です。

つまり、トイレとチャイはほぼ同額なのです。


~トルコこぼれ話 完~



バスはたった4時間で、サフランボルのオトガルに到着しました。
久しぶりの昼移動なので、風景を堪能しました。


4_サフランボルのオトガル

↑サフランボルのオトガル


オトガルからは、同じバス会社のセルビス(ミニバス)がクランキョイという町まで
無料で乗せていってくれます。

クランキョイは、サフランボルの新市街みたいな場所です。

トルコは朝晩冷えるので、日本から持ってきた服ではきつくなってきました。
そこで、クランキョイ唯一?の洋服屋さんで各々洋服を購入。

ともともは、微妙な色のジャンパーを買っていました。


サフランボル旧市街まではドルムシュと言われる公共ミニバスに乗ります。
乗り場まで歩いていると、おいしそうなロカンタ(食堂)についつい・・・・


5_久しぶりの食事

↑遅い昼食(30時間ぶりのまともな食事)


いやー、がっついてしまいました。
トラブゾンで食べた朝食以来のまともな食事。

空腹と薄着により荒んでいた気分も良くなりました。

6_クランキョイでドルムシュ待ち

↑クランキョイ~旧市街へのドルムシュ待ち


15:30

いよいよ、サフランボルに到着しました。
到着後、すぐにチェシメリ・コナック(ホテル)に直行。
ここは、200年前の民家をホテルに改修したそうな。

雰囲気のあるエントランス、元気の良い女将さんが迎えてくれました。

部屋も、調度品も雰囲気あります。

7_チェシメリ・コナック

↑チェシメリ・コナックの客室


すぐに荷物を置いて、世界遺産の町並みをブラブラしてみました。

8_サフランボル1


9_サフランボル2


10_サフランボル3


11_サフランボル4


さすがやね。ワールド・ヘリテージ。
お土産屋が並ぶ道並みを歩いても、高台から見下ろしても画になる。
写真や絵をやる人には、たまんないはず。

とてもきれいです。
僕はこういう感じ、かなり好きです。


旧市街は2時間ほどでブラブラし尽くせます。
観光客の人たちも大勢います。

ここで初めて、日本のおばちゃんグループを発見。
中年の人にも優しい街です。


さて。
サフランボル旧市街のド真ん中にはハンマーム(中東のサウナ風呂)があります。
女子用もあるようなので、ともともと行って来ました。

13_ハンマーム

↑サフランボルのハンマーム

ハンマームは僕自身2度目。
前回は、シリア・ダマスカスで経験しています。

今回は調子に乗って、あかすりとマッサージお願いしてみました。
薄暗い浴室で独り和んでいると、巨人が手にタオルを持って登場。

「アカスリ、マッサージ!」と声をかけてきた。

それから、15分ほど・・・・
巨人に背中を擦られ、石の床に寝かせられ身体を洗われ、
挙句の果てには、馬乗りでマッサージをされ・・・・

「Good? Good?」と利くので、「Goood!」と連呼していると、
怪力マッサージはその威力を増し・・・・

15分後、無事終了。
生きていてホッとしました。



サフランボル、来れてよかったです。


12_サフランボル5

↑せっかくなので、パチリ。


ともともの上着、微妙な色ですね。
僕はコーデネートうまくいきました。