連休、オットが山で孤独を楽しんでいる間、母娘はふたり旅に出ていました。

南紀白浜。そこは、遠かった。
大阪の実家からおよそ三時間。
(羽田から飛行機に乗った方が楽だったと気づいたのは数日前のことでした。)

寂れた感じがまた旅らしく感じられます。
ここからバスで10分ほどの所に、目的のアドベンチャーワールドがあります。

上野では赤ちゃんが生まれてやっと三頭だけど、和歌山に行けばパンダがごろごろいるのよ、と噂のテーマパークです。

一泊二日の母娘旅。
温泉や景勝地は思い切って省き、アドベンチャーワールド2日券を購入しました。

入場するや早速会えました、パンダさん。


お子さまランチもパンダ。

パンダは明日じっくり見るとして、一日目はサファリへ。

サファリの楽しみ方は二通り。
無料の(というか入場券に含まれている)サファリトレインに乗るか、草食動物に限られますが50分ほどのコースを歩いて見て回るか。

この日はウォーキングサファリへ。

手に持ったバケツには動物のおやつ(野菜、果物)が入っています。


広くて動物たちものびのびしている気がします。


キリンの顔が、舌が迫ります。

そして、サイ。

サイの口めがけて果物を投げています。
余りの近さに強ばり気味。


近い。

夜、ムスメは日記を書きました。

「きょうは あどべんちゃーわーるどにいった
ぱんだをみた
さいに おやつをあげたら よだれをかけられた」


2日目。


宿の朝食もパンダ。


さあ、本物を見に行きますよー。

まずは海の動物コーナーへ。
ペンギンや野毛山動物園では模型しかなかったシロクマの活発に動き回る姿を見てから外へ出ると、

イルカのプールが。

ゆったりと泳いだり、人の近くまで来てキューキューと声を聞かせてくれたり、見事なジャンプを見せてくれたり。
ショーの時間じゃないのに、太っ腹なイルカたちでした。

この後、

ショーも見ましたが、つい先週遠足で八景島シーパラダイスに行ってイルカショーも見たばかり。
こちらのショーはMC控えめで、八頭のイルカが次々に技を見せてくれ、なるほど人気なのがよく分かります。
八景島はより子ども向けの内容で、ムスメにとっては八景島の方が面白かったかもしれません。


昨年生まれた結浜がお母さんとじゃれています。


まあなんとパンダらしい姿。

話に聞いていたとおり、パンダがごろごろしていました。

でも結局、どこへ行こうと子どもが一番楽しいのは、

こういう遊具なのですが。


かあちゃんも楽しみました。

翌日横浜に帰ったのですが、新幹線に乗るまでムスメは
「今日もアドベンチャーワールドに行きたい」と言っていました。
良かった。はるばる行った甲斐があると言うものです。
また行こうねー。(次は飛行機で!)
初めてシュラフを買ったときから気になっていた奥秩父縦主脈を一人で歩いてきました。
奥秩父山塊の背骨のように東西に伸びる主脈には2500m超の山が連なり、
金峰山、甲武信ヶ岳、雲取山などは百名山に選ばれる名峰です。
縦走路のスタート地点は『瑞牆(みずがき)山荘』で、
山梨県の韮崎駅からバスで1時間半程かかります。
ゴール地点は東京の多摩駅とする人が多いようです。
距離だけでも70km、普通に歩くと4~5日の工程ですが、
トレイルランニングの強者は1泊(寝ないでスルーする人もいるとか!)で行っちゃうとか。
自分の場合は、2泊3日の工程で最低でも雁峠(半分くらいに)、イケれば飛龍山(6割くらい)までと思っていましたが、
結局雁峠までで下山しました。
これは、【遊びはやり尽くす前に終える】という私流の美学に基づきます。
思ったよりもアップダウンが激しく、久しぶりに山に入った身には、かなり良いトレーニングになりました。
(少しも走ることがなかったのに、翌日は激しい筋肉痛です。)
初日、予報では午前中雨でしたが、回復してくれました。
金峰山手前の尾根です。



金峰山山頂は眺望が良いそうですが、何も見えません。



午後3時、本日の宿、大弛小屋に到着。



今回初使用のフロアレスシェルターです。
床は無いですが、ツエルトに比べてはるかに快適でした。




またまた初登場のソーラーパネル付LEDランタンのおかげで、
夜も快適に過ごせました。



翌朝、きれいな夜明けが見たくて早起きしたところ、
見事な朝焼けを見ることができました。





国師ケ岳(2591m)山頂より、富士山。
カメラマン出過ぎだぁ。少し残念。





国師ケ岳を過ぎると、人気がなくなりしっとりした森を気分よく歩けました。





甲武信ヶ岳(2475m)山頂。ガスが出てきました。





破風山(2317m)山頂。
西側の登りが今回の工程で最も辛かった。
文字通り直登。











日本三大峠、雁坂峠。
ちなみに残り2つは針ノ木峠、三伏峠だそうです。



少し疲れてきたところで、雁峠が見えてきた。
晴れていると広々してとても気持ちが良いそうです。





歩きながら翌日のことを考えていました。
少しやり足りないけど、次回の分を残して、
ここから下山し、朝一番のバスで帰ろう。
(オレ流、遊びの美学。決してへたれた訳ではありません)
翌日の早朝は、写真の【新地平】方面に暗闇の中歩き出しました。



ほどなくして、本日宿、笠取小屋に到着。



テント設営して早速、カップ麺で補給しつつ、百均で買った惣菜で一杯。
なんと贅沢な夕暮れ。





翌朝、3:30起床。



ガスがすごくて、前が見えない。
かなりビビっています。
前日に写真を収めた雁峠の分岐です。
朧月がホラー感を高めてくれました。





1時間ほどすると明るくなり、渓谷沿いを歩いているとリアルな【熊出没注意】の看板発見。
水場もあるし、いかにも熊が出そうなので、鈴と笛でアピール。



笠取小屋を出発してから誰とも会わずに林道入口まで来ました。
早朝の散歩は気持ち良かったけど、暗闇や熊出没が怖かった。。
『トレイルランニング等の行為は禁止します』との表示に苦笑い。





新地平バス停前。







2泊3日の一人旅もこれにて終了。
ほとんど人と話さずに好き勝手に山を歩くという贅沢旅でした。
一昨年、北アルプスの針ノ木雪渓を訪れた際に前泊した大沢小屋の小屋番の方に教えていただいた百瀬慎太郎という人の句です。
山を想えば 人恋し
人を想えば 山恋し
いずれ娘に『お父さんは好き勝手に山歩いて楽しそうね』とイヤミを言われる事でしょう。