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レースプロデューサーである鏑木毅さんが
「トレイルランイングの厳しさを伝えたい」
と設計した霊山を舞台にした52kmのコースは、
とても厳しいものでした。

5月29日 朝日新聞の朝刊切抜き



制限時間ギリギリで完走を果たした友人の順位から、
完走者はちょうど400人程度。
募集が1000人だったので、完走率は40%となります。
鏑木さんが自己のFBで「ビギナーには厳しい洗礼だった」と
振り返っています。

鏑木さんから参加ランナーへのメッセージ、
「挑め、己の限界に」
を十分に堪能しました。

驚きの参加賞。
 


整列は3レベル別(自己申告)です。
8:30に比叡山の朝礼?が音声中継され、開会式が始まりました。
鏑木さんが登壇し、大会の趣旨や注意事項を説明。



スタート直後は延暦寺の寺社エリアなので
徐行を徹底するため、鏑木さん自身が先導するようです。

9時スタート。強い日射で既に暑い。

初回なので何が起きるか予想しかできなかったけど、
ヘタな渋滞にだけは巻き込まれたくないので、
1A(エイド=給水、給食ポイント)と2Aまでは
少し頑張って前の方で走ろうと思っていました。

それと、熱中症対策。
天気予報で30度近くまで上がることが分かっていて、
この時期は暑さに順化していないので、
準備は手厚く、レース中も手を抜くことなく行うことを
心がけました。


◆1A(約10km)時刻10:35 タイム1:35

少し飛ばしすぎ(順位が実力よりもやや上?)だったので、
少々お疲れ。




2A(スタート地点の延暦寺)への登りは急勾配で、
しかも汗が滴り落ちるほど暑く、かなりきつかった。
顔を真っ赤にして休むランナー(脱水?)がチラホラ。



◆2A(約20km) 時刻12:20 タイム3:20

目標は13:00だったので、少し飛ばしすぎました。
エイドには鏑木さんもいて、塩分補給を促していました。
5分ほどだけ腰を落ち着けて、蕎麦を堪能し少し元気になりました。






スタート・ゴール地点の「延暦寺 東塔」と呼ばれるエリアは
およそトレイルランニングとは縁のない荘厳な雰囲気です。

こんなところを1000人のランナーが通過することを、
よく許可してもらえましたね。

阿弥陀堂


少し奥の「西塔」と呼ばれるエリアの釈迦堂



◆せりあい地蔵前給水所(約28km)
 時刻14:00 タイム5:00

直前の登りがキツかった!
給水所の手前に鏑木さんが応援してくれて、
かなりパワーもらいました。コーラも美味しかった。



しばらくは、穏やかな尾根が続きます。
脚はかなりきつかったけど、楽しめました。



◆3A(約37km) 時刻16:10 タイム7:10

ここは「仰木(おおぎ)」と呼ばれる地区。
エイドの眼下には美しい棚田と琵琶湖が広がります。

地元の方が握ってくれたおにぎりや、
自家製「シソサイダー」が疲れた身体に沁みました。





残り12km(実際は14kmぐらい?)が力の出しどころでした。
それまで抑えていた林道のアップダウンに制限をかけず、
ひたすら駆けました。


◆4A(45km)時刻17:20 タイム8:20

ほぼ予定通りに通過できました。
満身創痍だけど、笑顔で出発。
こういう時に笑えることが大事。





一旦下るも、ラスト3kmから最後の上り。
あまりに辛くて、腰を下ろして休もうかと思ったほど。

コース設計者である鏑木さんから
ここまでのたどり着いたランナーに向けて
メッセージがありました。
(正確では無いですが)

「最後の上り坂です。疲れを抱きしめて。」

そして頂上が見えたところには。
「ここまでたどり着いたあなたを誇りに思う。」


力を出し切った後だから、素直に感動しました。
素晴らしいスポーツを通して、
素晴らしい体験をしている自分は幸せだと感じました。


◆ゴール(52km) 時刻18:○○ タイム9:○○

華やかに迎えられてゴール。
大納得のレースでした。



順位も上位20%を達成することができました。
このクラスのレースでも、自らの実力をわきまえながら、
力を出し切り、楽しめたのは成長の証だと、
素直に喜んでいます。

最も辛い時、ムスメのことを何度も想いました。
何かを念じるとき、自分が肉体的に苦しいなら、
通じる気がしたのは、比叡山にいたからかな、と感じます。




最後にどんだけ己に挑んだか、というエピソードを。
京都駅に戻るバスの中でのこと。
市内に入ったら急に気分が悪くなり、
戻そうと思ったけど、戻せず。
心配した隣の席のランナーに声をかけられた(らしい)のですが、
気を失った僕は応えることができなかった(ようで)。

「運転手さん!隣の方が気を失っています!」
で目を覚ましましたが、車内は騒然。
俺のことか、と気が付き。

隣の方の声が続きます。
「どなたか、医師の方はいますか!」

とドラマのような展開。
なんと!医師の方(もちろんランナー)がいらっしゃって、
脈をとってくれたり、冷たいタオルを準備してくれたり。
一時的に血圧が急減したようです。

なんとか歩けるほどに回復し、
バスを降りたあと、妻とムスメがいる
ゲストハウスにタクシーで直行したわけです。


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