先日、公園で顔見知りのおかあさんが
「うちの子は寝室に布団ひいて絵本を並べとけば勝手に昼寝してる」と言うのを聞いて驚いてしまいました。

うちのムスメ、よほど眠い時以外はまだまだ私が寝かしつけないと寝てくれません。

どう見ても眠そうなのに、

「お昼寝しない!公園行こう!」と言い張ったり。

夜も勿論私と一緒でなくてはならず、それも絵本を何冊も読み、布団に入ってからもなかなか寝ず…で一時間以上ということもザラ。

そこで、新聞広告に飛びつくように購入したのが話題の

『おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本』です。

「心理学・言語学研究者の著者が『子どもがなぜ寝たくない気持ちになるのか』を徹底的に考慮。

理論にもとづきお子さんをリラックスさせます。
」とあります。

扉を開くと大きな文字で「注意!運転している人のそばで読まないで下さい」のようなことが書いてあり、期待も高まります。

主人公のロジャーは眠いのに眠れないうさぎの男の子。
おかあさんにすすめられて、魔法使いのあくびおじさんに、眠れる魔法をかけてもらいに出掛けます。
その道中、親切なおねむのかたつむりや、美しくてかしこいウトウトフクロウさんなどからも眠れるアドバイスをもらうのです。

ストーリーや絵を楽しむというよりは、出てくる言葉や読むリズムによってリラックスし、自然と眠くなるというもの。

しっかり読むと十分以上かかる、絵の少ない本を、果たしてムスメが気に入るかどうか、そもそも本当に寝てくれるのか。
半信半疑で読んでみると!

……寝てくれませんでした。

ですが、飽きることなく毎晩毎晩聞いています。
「絵本はよまなくていい、ロジャーだけ」とリクエストされることも。
始めはウロウロしながら聞いていたのが、コツが分かってきたのか、お布団に寝転がって聞くようにもなりました。
そして読み終わってお布団に入り、本格的に寝かしつけてからは、アッサリのグッスリ。
ずいぶん楽になったのは確かです。

ところがですねえ。
私自身は、始めは「ここはゆっくり、ここは強調して」などの指示通りに読むことに気を取られて、眠くなる効果はあまり感じられなかったのですが、
慣れてくると、「ここであくびする」の指示では本当のあくびが止まらず、「さあ、足首が、両手が、背中がおもくなってきます」と読みながら、本当に身体中がおもーく沈んでいくのを感じていて、たいてい、ムスメと一緒にあっという間に熟睡です。
夜のりのりさんが帰宅しても起きられず。
後回しにした家事もできず。

良く眠れるにこしたことはないですけどねー。
ちなみに、休みの日の夜、一緒に聞いていたのりのりさんも、あっという間に眠れたそうです。
ありがとう、ロジャー。

願わくは、ムスメがロジャーに飽きることなく、そしてもっと早く眠れるようになりますように。


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