昨晩は何度も目を覚ましました。
気がつくと鼻の詰め物が血で真っ赤になっていて、
何度も交換しました。
けど、漏らしちゃいました。

午前中は頻繁に詰め物交換をしましたが、
午後になると色が少しずつ変わってきました。
出血が収まりつつあるのでしょう。

朝、医師の診察がありました。
外来棟の診察室に行くと、
いつもにこやかO先生、
女医さん(キンタロー。を美人にした感じ)、
不器用な研修医(勝手に命名)
が笑いながら向かえてくれました。
鼻の詰め物を全て抜いて(おそらく奥の方のガーゼも)観察、清掃してくれました。
おもむろにPCモニターを覗き込んで、
僕に見せてくれたのは、オペ中の内視鏡の映像集。
特にこの2枚は迫力があるので、許可をいただいてスマホ撮影させていただきました。
注記)あまりにリアルなので、加工しています。
1枚目、手前の何かを取り除いた後の核心部。
左の鼻を長きに渡って【通せんぼ】してきた骨が奥に見えています。

2枚目、オペ後の左穴全景。
細々と鍾乳洞のようだったのに、大空間が生まれました。

初めて呼吸した時、どんな感じなんだろう。
楽しみです。
無事に終わりました。
オペ直前は70kmクラスのトレラン大会スタートラインに向かう気分に似て、
不安と好奇心と【ようやく終わるんだ】という決心が混ざった気分でした。
オペ室に入ると暖かいベットの上に載せられて、
口の横に置かれた呼吸器からのガスを吸ったら、すぐに記憶が無くなりました。
目を覚ました時、周りでいろんな人の声が聞こえ始め、【終わりましたよ】で正気に戻りました。
詰め物で鼻が詰まっていることに気がついて、
口呼吸(鼻づまり時のランニングと同じ)をしたら、
気分も落ち着きました。
状況を色々と聞かれましたが、その時は痛みもなくケロッとしていたので、みなさんたいへん驚きの様子で。
手術室から病棟へはストレッチャーで移動。
ナースステーション目の前の観察室に到着後、
看護師さんに記念撮影をしてもらいました。

その後、麻酔が抜けてきたらジンジンする痛みが襲ってきて、
たまらず痛み止めを点滴に含めてもらいました。
痛みが引いてくると、今度は溢れ出る鼻血との闘いが始まりました。

しばらくしてから、執刀医があるものを見せにきてくれました。
あるものとは、僕が是非モノでお願いしたコレです。

切除した骨(軟膏?)のカケラ。
もっとたくさん取ったそうです。
『もっと見たいなら、内視鏡の映像ありますよ』
とは若い女医さん。
『自分は血が苦手なので』
と丁寧に断りました。多分失神してしまうので。
というわけで、無事に終わってホッとしました。
これまた、70kmクラスのトレラン大会ゴール後の心境に近い気がします。
WBCの日本対アメリカ戦を病院のテレビコーナーで観戦しています。

午後から全身麻酔によるオペなので、朝から絶食しているので、代わりに点滴で生かされています。
自分の鼻の痛みがいつから始まったのか記憶が定かではありません。
少なくとも大人になってからは、季節の変わり目には
『ツンツン突き上げるような鋭い痛み』
に悩まされてきました。
誰かに言われたのか、勝手に思い込んだのか、蓄膿症だと思っていました。
引越しをするたびに、自宅や職場の近くに行きつけの耳鼻科を見つけては、かなりの頻度で通ってきました。
そして、昨年。
現在行きつけの耳鼻科で紹介していただいたのが、本日の執刀医であるO先生でした。
・自分の鼻が極めてマレな角度で曲がっていること
・骨の一部を除去すれば、諸症状の改善が見込めること
を説明され、思い切って予約したわけです。
お彼岸が過ぎて冬から春に移り変わるこの季節、
例年通りの痛みを感じますが、
ナゼか寂しい気もします。
改善手術で二度と感じることがなくなるとしたら、
もう数時間でさようなら。
本日(2017.3.21)より入院しました。
『鼻中隔湾曲症』の改善手術です。
妻の実家に帰省するムスメとは横浜駅でお別れ。
父ちゃんと離れるのをしょんぼりして見送ってくれました。さらばじゃ、ムスメよ。

場所は東京は三田の『済生会中央病院』。
人生初の入院です。
入院受付を済ませて病棟へ。
ナースステーションに声をかけて、ナースに案内されたのは6人部屋の窓側の一角です。
  
その後、担当看護師、麻酔科の医師、薬剤師、手術室の看護師などの訪問ヒヤリングをこなし、
明日の執刀医を外来棟の診察室に訪ねました。
いつもにこやかなO先生は今日もにこやかに迎えてくれました。
初対面の若い女医が僕の鼻を観察するなり、
『確かに!すごい曲がってますね!』
と喜ぶので、
『どのくらい珍しいかを偏差値で例えたら?』
と訪ねたら、
『偏差値でいうと80越え』
とのこと。東大クラス。
まだ青臭さが残る研修生と思われる青年が突っ立っていたので、
『見て見ます?』
と誘ったら、額帯鏡(おでこにつける反射板みたいなもの)をたどたどしく使って覗き込みました。
O先生曰く、
『だから、牛みたいに穴が開いちゃうんだよ。』
女医曰く、
『外からは見えないから大丈夫です。耳鼻科の先生が覗いた時に〝うっ!〝と気がつくだけですよ』
あとはお任せします。
長らく付き合ってきたこの痛みを取り除いてやってください。
病院食は意外と美味しかったです。
ランチ

夕食

明日は午後から手術です。
朝から絶食(水分も配られるもののみ)なので、朝から点滴するそうです。
うまくいけば、夕方には観察室から病室に戻ってくるそうです。
貴重な体験をする一日になりそうです。
年少さん最後のクラス便りに、面白い記事が載っていました。
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■誰かを好きだということは…
クラス活動の前に、ご飯の前に、降園の前に…。
生活の中で、“座る場所を決める“機会が何度かあります。
今まであまり揉めることがなくすんなり決まることが多かったこの“席決め“ですが、最近は少し様子が違います。
「〇〇君の隣がいい!」「△△ちゃんと一緒じゃなきゃいや!」と友達にこだわることが増えてきました。
(中略)
「わたしがいっぱいいればいいのに」
と言うのは、自分をめぐって争いが起きている自覚がある★ちゃん。
「そうだったらいいのにー!」
と言うのは、いつも★ちゃんの隣をめぐって争っているKくんやTくんやRくんやAくん。
「じゃあ、★ちゃんが分身の術でいっぱいになってよ」
とは担任の私。
そんなこんなで話をしていき皆んなで出した結論は
「誰かを好きで困っているんだからこのままでいっか」ということでした。
(中略)
この一年間、自分の気持ちに気づくことから始まっていった子供たちの歩み。
一年経った今でもまだまだ自分の気持ちが一番で友達とぶつかることだらけの毎日です。
「ケンカをすることは悪いことではない」
「気持ちをぶつけ合って大きくなる」
ということを大事にしてきた私ですが、
改めてその大切さを子供たちに教えてもらったような気がします。
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★は我がムスメです。
当初、ムスメ本人は何も語らなかったそうです。
母親ネットワーク経由で何となくそのような事(メンズの争いの元)を聞いていましたが、
まさかまさか真実とは。
しかも、長期間にわたる『話し合い』をにおわす内容に驚きました。
『自分を倍増させる事で解決ができる』
と考えたムスメも天晴れ!
年少さん時代のエピソードとして、語り継ぎますね。
(誰も貰い手がいない時には、口に出さないように心がけます。)
もう一つ、小ネタです。
近頃お気に入りの遊び場『石のところ』です。

先日三人で出かけた際も、何度も何度も石の上を飛び回っていました。
視線に入ったのか、以前から気になっていたのか、
100mくらい先にある『お化け屋敷』に行こう、
というではないですか!
僕も妻もその真意を分かりかねるものの彼女の意思を尊重し、
入場券を購入し、係の人の注意事項を聞きました。
『もし、途中から引き返しても返金できません。』
何となく表情がこわばっているムスメですが、辞めるとも言わないのでスタート。
真っ暗のなか、僕の真後ろで手握って付いてくるムスメ。
数十秒後、『辞めて帰ろう』と弱々しいギブアップ。
コースを逆走し、入口で係の人にギブアップ宣言しました。
何事も語らず、ひたすら前を見て『石のところ』に戻るムスメ。


その晩、夢に出てきたのか何度もうなされていたムスメ。
何かを克服しようとしているのがとてもかわいいです。